直鞍地区障がい者基幹相談支援センター　かのん

権利擁護部会では、令和6年11月30日(土)に直鞍エリア社会福祉協議会連絡会との共催でイベントを開催しました。

「知らんとわからん～障がい理解と地域での暮らし」をテーマに障がいについて知らない、障がいを身近に感じる機会がない人の理解を0から1にすることを目指して行いました。

第1部は視覚障がい者で盲導犬ユーザーの栗田陽子氏による講演「障がいは周囲の『あい』で変化する」。

第2部はシンポジウム。講演に引き続き栗田氏、片麻痺で高次脳機能障がいがあるNPO法人学びあいの伊藤恵理子氏、知的障がいのあるピープルファースト直方の船本静剛氏の3名が登壇し、日々の暮らしや周りの人に伝えたいことをお話しいただきました。

第3部は体験ブースとして「OneHand料理教室」「サポート体験」「クイズラリー」と福祉事業所による販売会「おいでな祭」を実施。

当日は多くの方に参加いただきました。イベントを通じて、地域に暮らす人、同じ生活者として障がいや障がいのある方に対する理解を深め、障がいがある人にもない人にも役立つ考え方や生活の知恵、工夫を知ることができたようです。

今回のイベントの企画・運営には、権利擁護部会のコアメンバーの他、直鞍エリア社協や市町、障がい福祉事業所から多くの協力を得て開催できました。ご参加、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

権利擁護部会では、今後も現場や地域の課題を元に研修等を企画、実施していきます。