平成29年度 直鞍地区事業所ネットワーク会議 平成29年 10月 24日(火) 開催
平成29年度の直鞍地区事業所ネットワーク会議が、10/24(火)に直方市役所8階大会議室で
開催されました。当日は、直鞍地区の障がい福祉サービス事業所から約80名が参加しました。
今回のテーマは、『ストレスをためないために‐セルフケアとラインケア‐』として、
講師に一般社団法人日本産業カウンセラー協会九州支部の田上裕子氏をお招きし、職場での
メンタルヘルスについてご講演いただきました。
人が抱えるストレスの種類、なぜストレスを感じるのか、コミュニケーションについて等の
講演をお聞きし、グループごとで「日頃、どんなことにストレスを感じているか?」
「どんなストレス解消法をしているか?」について話し合いました。
ストレスをためないためには、①他者を受け入れる姿勢 ②他者の気持ちを分かろうとする姿勢
③自分の気持ちを大切にする姿勢の3つが、共に働くスタッフに求められるとの事でした。
相談支援という現場で働く自分自身にとって、「聴くこと」の重要性を再認識することが出来た
講演となりました。
また、直鞍地区徘徊SOSネットワークの説明、地域生活支援拠点等事業の説明も行われました。
直鞍地区徘徊SOSネットワークについては、徘徊のおそれのある認知症の方や障がいのある方が
行方不明になった場合、関係機関とネットワーク協力機関が連携し、行方不明になった方の
早期発見・保護を目的としたネットワークです。ネットワーク協力機関への登録は、事業所又は
法人での登録が可能ですので、ぜひご協力ください。
地域生活拠点等事業については、障がいのある方が地域社会で生活していくために、その生活を
地域全体で支えていく仕組みを整えていく事業です。生活を地域全体で支えるということは、
地域で暮らす障がいのある方とその家族、介護者に寄り添っていくことです。
もし、緊急対応が必要な場合は、24時間365日いつでも対応できる支援が必要です。
今回の説明では、参加者の方を対象にした、アンケート調査が行われ、集計結果については、
地域生活拠点等事業に向けての取り組みに役立てていくことになっています。