2021-06-15
令和3年度 第2回相談支援部会 令和3年 6月15日(火) 開催
今回の相談支援部会は、「障がいのある方への相談員としての関わりについて」をテーマに
事例検討会を行いました。
講師に飯塚市・嘉麻市・桂川町障がい者基幹相談支援センターの石本糸江氏をお招きし、
障がい者支援センターすきっぷの長谷川章子氏に事例を提供いただきました。
テーマにしている事例の紹介、質疑応答を行い、その後グループワークに移りました。
グループワークでは、①自分がこのケースを対応していたら、どのような支援を考えるか。
②同じようなケース(なかなかスムーズにいかないケース)の時に、相談員として
どのように乗り越えてきたか、どのような工夫が考えられるか。について話し合いました。
①では、社会資源や制度について意見が出ましたが、支援者と当事者の方との信頼関係が大切と
感じる意見も多かったです。
②では、当事者の方と同じように相談員自身も悩み、支援を考えていくと、どうしても壁に
当たったり、行き詰ってしまうこともあります。
そんな時には、一人で抱え込まず、他の相談員や関係機関と連携していくことや、
自分なりの気分転換を図ったり、オン・オフの切り替えをすることが、今後の良い支援につなぐ
ためには、とても大事だと思います。
やはり、相談員自身が健康じゃないといけないなと感じさせられる、グループワークでした。
今回は事例を検討するだけでなく、日々の相談支援を振り返り、相談員のあり方を考える、
大切な機会となったので、あわせて自分自身を振り返るきっかけにもなればと思います。